• 園からのおしらせ
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遊び、学ぶこと

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、年長クラスの子ども達、就学まであと3ヶ月となりました。
遊びを大切にしている当園では、子ども達がたっぷり遊べる『環境』と『時間』を保障しています。
朝登園してくると、すぐにカバンの片付けを済ませ、遊びに向かう子ども達。
「昨日の続きしよ~」「今日はこれやりたいんだ」
きっと保育室に着く頃には今日は何をして遊ぼうか決めているようです。

遊んでいるだけで大丈夫なのか…。
もっと 学習の時間を…。
そんな意見もあるだろうかと思います。

子どもの遊びをじっくり見ていると、遊びの中で学んで(学習)いることがたくさんみえてきます。

何をして遊ぼうか、何を作ろうか考え、友達と相談し、時には喧嘩もしながら子ども同士で解決する。外へ出れば園庭を走り、年齢の違う子ども達と遊び、年下の子の手を引き、お世話をする。

一斉保育だった時、朝登園すると「先生、今日何するの?」と子ども達が聞いていたことを思い出します。
今は、「今日はこれしたい!」と子ども達が主になり進んでいくのです。
先生は子ども達が困ったときにちょっとした手助けをしていく。“ちょっと”の助けを借りると、自分でデキタ!気持ちでまたやってみたくなる。

それぞれ好きな遊びをしている中で、みんなで顔を見合わせて話す(対話)時間があり、みんなで身体を動かす時間があります。先生が「集まって~!」と大きな声を出さなくても、状況を見て子ども達から集まってきます。「静かにして聞いて」と言われなくても、「先生何を話してくれるんだろう」と自然に聞く姿勢ができています。

こんな子ども達の姿は、年長になってからできたのではなく、年中、年少と小さな時からの積み重ねでたくさんの事を学んできています。
あと3ヶ月で小学生。
子ども達一人一人が安心して、自信を持って小学生になれるよう職員みんなで見届けていきたいと思います。😌

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